昨日の練習で若い子のサーブフォームが綺麗だったのでしばらくの間見ていました。
フォームが凄い綺麗なんだけど、ボールのスピードがイマイチでした。
スピンサーブを打っていたこともボールにスピードが出ない原因でしたが。
リターンの餌食になっていました(遅いスピンサーブは叩かれやすい)
その時、サーブが遅い人の理由で、2つの点で気がつきました。
たぶん、スイングを加速する意識がまったくないんでしょうね。
速いスイング=速いサーブ
遅いスイングをしている限り、遅いサーブしか飛ばないのです。
必要なのは速いスイングという認識が必要だと思います。
それでは、サーブに必要な速いスイングはどうしたら身につけられるのか?
自分の経験談から答えを出したものなので、参考程度にしてください。
鍵は打つ前の腕と体の動かし方にありました。
ずばり下の写真(ジョコビッチ選手)の形を作ることです。
ラケットダウンから体が弓のような形になっています。
①ラケットダウン
プロ選手のサーブ動作は速すぎて、どんな形かははっきりわからないと思いますが。
サーブの得意な選手はほとんど綺麗な弓の形をしています。
弓を引いて矢を離す瞬間の形と非常に酷似したイメージを自分は持っていますw
細かい形は個々に違いますが、ベルディヒもフェレールも錦織も同じです。
しかし、草テニスプレーヤーは、中途半端なラケットダウンに棒のように真っ直ぐ立っています。
ラケットダウンをすることでラケットの重みをスピードに変えることができるのにしていません。
②腹に力を溜め込む
腹を中心に上半身を捻り、下半身を沈みこませることで体内のエネルギーがヘソ辺りに貯まりますw
弓の形をしている時は、力はヘソ辺りにMAX充満、腕はリラックスしているような状態です。
動画(3:20)からの説明と映像が凄くわかりやすいです。
ラケットダウン+腹に力を溜め込んだら。。。
大地を蹴り、上半身を捻り戻し、 一気にスイングしてボールを前にプッシュして爆発させますw
それは、まるで宇宙戦艦ヤマトの波動砲。
いや、ドラゴンボールのカメハメ波のイメージに近い感じで打っていますw
合気道も空手もこの腹に力を入れる技術と出すタイミングが大事ですが。
テニスも基本は同じですね(腹の使い方が重要です)。
ラケットダウンからスイングする間に腹のエネルギーが腕に行きラケットへ。
ボールのインパクトの瞬間、大きなエネルギーがボールに放出されます。
だから自然と声が出てしまうのですw
うん、やっぱり肚でサーブを打つととんでもない威力が出ます(肚から動かす)。
凄いサーブはお腹から動かす時に限って飛び出したので、気がつきました。
あまり他の方が言っていないので不安でしたが、
こちらのブログでも書かれていました。
「腹でサーブのスイングの先導」まさにコレですw
ラケットダウン&腹で打つの2つの動作だけで、クソ速いサーブが打てると思いますw
但し、コントロールは保証しません(コントロールは別の技術です)w
今回はスピードがテーマだったのでここまでです。。。
昨日のサーブが綺麗な若い子にこのことを伝えていません。
理由は、仲が良いわけではないことが一つ。
もう一つは、伝えたら運動神経抜群なので。。。
すぐに覚えて、強烈なサーブで私がやられるからです(爆)
もし、自分よりよい技術がある人を見かけたら、積極的に声を掛けましょう。
人よりも早く上手くなる秘訣だと思いますw
コメント 0