自分の力(筋力)で打っていると、最初はいいのですが、疲れるんですよね。
それに、筋力に頼って打っていると、ラリーの時に問題が発生しやすいんです。
打てば打つほど腕に余分な力が蓄積され、ミスヒットに繋がります。
どんどん力が入り、体が硬くなる現象です。
筋力で打つと緊張状態になりやすいんです。
ラリーを長く続けられない人の原因はコレです。
そこで、手の力を抜いて体の軸を回し、力を発生させる打ち方がラリーを続けやすくします。
そして、この打ち方は、最高のスピードボールも生むんです。
両手打ちで最高のスピードボールを打つには?
①体を起こして姿勢をまっすぐに保つ
②ラケットは軽く握る(力を抜く)
③肩はハンガーで両肩(ハンガーの端っこ)にヒモ(腕)をぶら下げ、ラケットに軽く縛る(握る)イメージ
④ラケットヘッドを立てる
⑤テイクバックしてから動く
⑥ハンガー(両肩)を動かす(腕はなにもしない)イメージ
⑦ラケットの重力を感じ、任せるよう(遠心力)に横振りスイング
この打ち方だと自分の打球とは思えないような超スピードボールが放たれることがあります。
重力と遠心力という自然の力を利用することが肝なんですねw
ナチュラル・フラット・ドライブの完成です。
自分の力(腕の筋力)で打つことを止め、自然の摂理に身を任せるこの打ち方。
実は、打ち慣れたら、疲れにくいんですよ。
両手打ちで最高のスピードボールを打つ(応用編)
さらに、破壊力を増してくれたヒントがあった動画を紹介します。
1.インパクトの瞬間にパンチを効かせる。
2.中に中に入ることでテンポを上げられる(ライジング・前で取る意識)
3.しっかり左足を蹴ってきて、右足に体重移動したタイミングでインパクト
4.テイクバックから打点までの距離が長いほど威力が上がる(だからヒモで縛ったんですねw)
5.後ろから大きくひっぱたくと威力が出る(遠心力)
6.必ず左手で引っぱたくイメージが必要
7.ラケットヘッドを返す
8.当たる瞬間だけグリップを握ると相手の強いボールに負けない
9.テイクバックを小さく取れば、コートに入る確率が上がる(しかし威力は落ちる)
10,ボールがグリップエンドに近づいてから体を回転させる
11.左手を打ちたい打球方向にラケットの重みで出すイメージ
文章にまとめると細かい部分にまで意識がいきますが、
実際に自分で打ってみて納得できた部分だけ採用するのが良いと思います。
テニスはルールさへ守ればどうやって打ってもOKなのですから。
ただ、人の力よりも自然の力の方がパワーは上です。
重力や遠心力を上手く活用できる人は、テニス強くなるのは間違いなさそうです。
自分の体を利用して、どう重力や遠心力を操るかがスピードボールを手にする秘訣だと思いましたw
テニス上達の3つのポイント「姿勢・脱力・視線」
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