片手打ちは、自由に手が動かしやすい。
両手打ちは、動きに制限があるので、手が動かしにくい。
テニスの指導では「手だけで打つな。もっと腰を使え」などの指導を受けます。
これ片手フォアの人は注意されますが、両手フォアの人は注意されません。
なぜなら、片手は手だけでボールを打てますが、両手は手・肩・腰を連動させないと打ち難いからです。
両手打ちは、体を自然に使って打つ打ち方ということになります。
だから、片手フォアから両手フォアに変えただけで、面が安定する人が多いのです。
動画2:40での会話を聞いて理論的に納得しました。
テコの原理が効く打ち方(片手)→ 動かしやすいから手でやる。
テコの原理が働きにくい(両手)→ 動かしにくいから手だけでなく体も使う。
体を使うほうが速く正確に剣(ラケット)を動かすことができる。
この動画を見て興奮してしまいましたw
だって、自分が感じていた矛盾(片手フォア有利の常識)をサムライがぶった切ってくれましたから!
動画7:00のスポーツは足で蹴って動くが、武術は蹴らない。
足を蹴るには、タメを作りその反動で動くので、時間的に遅い。
しかし、武術は膝に力をかけないで、重心を傾けることで移動する(
膝抜き) 。
膝抜きで動くと慣れれば、凄い効率がよく速いですw
そして、なぜ体で打つといいのか?
この疑問に答えてくれているのが動画9:30からの辰巳返し。
手で持ち上げようとしても、人の体を返せないけど、体を使えば簡単に返せますw
手と体を同調させるとこんなに凄いパワーがあることがわかりますね。
特に背負う意識に隠された力がとんでもないです・・・
動画12:50で大学の研究チームがこの力を科学的に調べたシーン。
足で踏ん張ってるのではなく、一緒に浮いている!!
これを見た時に衝撃が走りました。
本場のコーチは、エアーkeiは意味がないという発言をしてましたがw
この日本的な動きを知らないからなんですね。
初めの動き出しの力がMAXで、どんどん力を抜くことでひっくり返す??
踏ん張るのではなく、相手と一緒に飛び上がる動作で返す。
踏ん張る力でボールを飛ばすのではなく、ボールと同調しながら飛ばす。
足→腕→背中と順番に動かすのではなく、同時に動かす。
ボールと同調する意識(イメージ)を体で表現したのがエアーkeiなのかも?
心の動きから体を動かす、そしてボールを動かす。
最後に動画17:55での本番で緊張をとく方法は必見です。
鷹の爪を真似すると、体の横隔膜が落ちてきて、ドキドキする緊張感も落ちるそうですw
これは凄いですよ~
最近私は、ここぞという場面で鷹の爪ポーズを試合中でもやりますw
この動画の効果かわかりませんが、緊張はとけますね。
しかし、緊張は解けてもダブルフォルトはしますw
それは緊張と関係のない技術の問題ですから
この動画の内容は、凄い示唆に飛んでいます。
理解できるまで、何度もみたい動画でした。
すげ・・・
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