ラウンド形状のブリヂストンXブレードはRZで4機種目です。
1.VX-R300 2.VI-R300 3.RZ300を購入しました。
RS300を買わなかった理由はVI-R300でかなり満足していたからで、RSが悪いからではありません。
VI-R300はX-BLADE完成形ともいえる究極の剛性力を持ち面ブレがしない鬼ラケットです。
どんなスピードボールでも合わせるだけで良いボールが飛んでいきます。
スピード&パワーは申し分なく、特にハードコートでの使用に強さを発揮していました。
しかし、なかなかハードな打球感であること、コースを狙うコントロール性能には多少の不満がありました。
そんな中、ブリヂストンから新しいRZ300というラウンド形状ラケットがこのタイミングで発売されたことに全員が驚いたと思います(RS販売されて約1年でしょ?)。
これは相当良いラケットができたので、急遽販売しよう!ということではないかと思ったからです(笑)
開発コンセプトが良い点を生かしつつも、デメリットを改善し、「打ちやすさ、快適さ」を追及したのがX-BLADE RZ300ということです。
RZ300の3つのポイントが以下です。
1.Xブレード製法の100インチ中厚ラケット
2.ボールを掴んで思い通りに狙える高いコントロール性能
3.快適な打球感と振動抑制
個人的には2の項目がVI-R300の弱点であり改善を期待した部分です。
VI-R300とRZ300を比較して、間違いなく高いコントロール性能を実現していました。
サーブ、ストローク、ボレー、スマッシュすべてのショットでコントロール性能が向上しています。
球離れが速いVI-R300に比べて、スピード的には劣ります。
しかし、厚く面に当てれば、一瞬の食い付きで回転量が増量し、どこにでも落としやすいという特徴を感じました。
ムーンボール、スピンロブはどんな場面でも打ちやすいので、ダブルスのポーチ対策に効果的です。
VI-R300に比べてワンテンポ遅く弾くので、時間的に余裕が生まれるのでどこにでも狙いやすい。
この余裕があるからか、しっかり意思と力をボールに伝えやすく感じています。
ボールの飛んでいく音(シュルシュル~)とウネリをあげ、なんか威力が増してるように感じましたが、回転量が増してるだけで威力はVI-R300が上でしょうね。
VI-R300の剛性力はそのまま残してるので、ストローク戦で打ち負け感はありません。
打感を比較すればRZ300の方が柔らかいのかも知れませんが、非力な方が使うと打感が重いと感じる人がいると思います(ゆっくり振っても乗るので)。
しかし、RZ300の打ち味はVI-R300と基本は同じでしたので、違和感まったくありませんでした。
その反面、タッチ系のショットも断然やりやすくなっており、自由自在にボールをコントロールできそうな感覚があります。
それにライジングは最高に打ちやすい!(スイートスポット凄い広いはず!軽やかに飛んでいく)
どこに当たっても飛びますが、VI-R300と形状比較すると幅は同じだけど少し縦に長いからか、面の先側で当たってもしっかり飛びます。
パワーがあるのに高いコントロール性能という美味しいところが両立した究極のラケットに仕上がってるように感じました(笑)
一撃の威力はVI-R300の方が高いと思いますが、全てのショットでコントロールが効くRZ300です。
結論ですが、RZ300の正体はVI-R300の進化系であり、本当の意味で完成形X-Bladeです。
そしてデザイン性も向上したことで、コートに行きたくなります。
だって、RZ300と一緒ならテニスが楽しい!!
ボールを操れる感覚があるのでエンジョイできるんでしょうね。
ダブルス向き、オールラウンダー、ピュアドラ好きだけどコントロールが難と感じる人には最適なラケットだと思います。
VI-R300もいいんですが、毎回ドカンドカン打つテニスに飽きたからRZ300で変貌自在なテニスで楽しみたい今日この頃です。
ラケット代えるとテニス変わりますね。
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