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両手打ちオープンスタンス

世界のトップであるナダル、ジョコビッチのバッグハンドは、両手打ちです。

女子をみてもセレナ、リーナもバックハンドは、両手打ちです。

このバッグハンドのスタンスを見てみると面白いのですが、ほとんどの選手がクローズドスタンスです。 

 
動画の中で、ジョコビッチのバックハンドは、右足を前に出して、横を向いて打つクローズドスタンスです。
 
しかし、ボールが深く、速くて間に合わない時は、右足は開いたまま、そのまま腰を捻って打ちます。
 
両手打ちバックハンド・オープンスタンス 
 
 
錦織選手の元コーチであるゲーブハラミロの動画です。
 
この動画では、両手打ちのオープンスタンス打法の可能性を指摘しています。
 
●昔は相手のボールを利用しステップインして打っていた(クローズドスタンス)
 
●現在は腰を捻る力(ローディング)を大きく、力強くできることが両手打ちのアドバンテージ。
 
●両手打ちは蓄えた腰の力を最大限に利用できる。
 
この動画を見て両手打ちのイメージが変わった人も多いと思います。
 
それでは、両手打ちオープンスタンスとは何でしょうか?
 
私が打ってて思うのは、短い時間で打つことが可能で、パワーもコントロールも良い。 
 
両手打ちオープンスタンスは、腰の捻りで打ちます。
 
決して両手の力で打つわけではありません。
 
腰を捻って、貯めて、捻り戻しの力でインパクトして、思いっ切り回転。
 
フィギュア・スケートのアクセルみたいに空中で半回転した感じで打つと破壊力が抜群です。 
 
だから、力のない女性(女性は基本、腰がしっかりしている)が打つには最適なんです。
 
慣れたら浅田真央ちゃんみたいにクルッと回転して打てますw 
 
無理してフォアを片手で打つ必要なんてないんです。
 
しかし、バックハンドを全部オープンスタンスで打つのは勧めません。
 
なぜなら、両手打ちのクローズドスタンスには、肩を入れて打つコースを直前まで隠せるメリットがあります。
 
余裕がある場合は、クローズドスタンスで打ち、余裕がない場合はオープンスタンスが基本です。
 
これを応用して、相手のタイミングをズラす時にも打ち分けていきます。 
 
タイミングも変わりますし、ボールの回転量も変わります。 
 
この打ち方をよくするのが、 女子No.1のセレナ・ウィリアムス選手です。
 
セレナ・ウィリアムスの両手打ちバックハンド 
 
 
足のスタンス(クローズド、セミオープン、オープン)を使い分けているのがわかりますね。
 
特に動画4:15からのリターン練習のバックハンドを見て下さい。
 
両手打ちオープンスタンス打法で強烈なリターンを返しています。
 
バックをマスターしたらフォアでも同じように両手打ちオープンスタンスで打ちましょう。
 
オープンスタンスからは、スピンを打とうと思ったら、ボールが速すぎたので急遽スライスに変更なんて簡単です。
 
 
 
 動画(1:40)でセレナ選手が急にスライスで対応しています。 
 
スライスを片手で打つセレナ選手は、打つ前にすぐにバレますがw
 
スライスも両手で打つと相手にバレ難いので、セミオープンから攻撃的な滑る速いスライスは有効です。 
 
正面にボールが飛んでも、タイミングが速いので、相手は対応が困難な状況に陥ります。
 
両手打ちは手の制約があるのですが、足のスタンスを変えて打つだけで色々と広がります。 
 
但し、両手打ちオープンスタンスは、ある程度の期間は練習が必要です。
 
慣れないうちは、打つタイミングが合わないですし、その影響でボールも飛びません。
 
まずは、オープンスタンスで素振りです。
 
腰&横腹の筋肉が徐々に付き、オープンで打つことが自然になります。
 
いきなりオンコートで打つと傷める原因にもなりますので、必ず素振りから始めて下さい。 
 
実戦で使えるのに1ヶ月以上は必ず掛かると思いますので、諦めずに練習してくださいね。 
 
テニス上達の3つのポイント「姿勢・脱力・視線」

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